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Printアンヌ・フローニ氏:市場を読み取る方法

会員紹介 |18 1月 2012

アンヌ・フローニ氏は約10年前に来日、フランスの高級食品やブランドの責任者のポストを歴任した。2011年秋、経験と日本市場の知識を生かし、日本で起業。「F&B、ラグジュリー&ライフスタイル コンサルティング ジャパン」は、フランスのブランドにマーケティングや戦略的アドバイスを行い、日本進出のお手伝いを行なうことが目的で設立された。アンヌ・フローニ氏にお話を伺った。

必要なことを識別することから、クライアントに合わせたサービスの決定
アンヌ・フローニ氏は「仕事で、ディストリビューターに満足していない、または、日本の消費者が求めていることが不明でフラストレーションを抱えている企業に出会うことがありました。」と話す。アンヌ・フローニ氏は、これらの企業の要望に応えるために、彼女自身の会社を設立しようと考えた。「日本に進出したい、または既に進出していて更なる発展を志しているフランスのブランドの手助けをすることが、起業の目的です。」シャネル、フォション、ラデュレでの経験で、若くして高級ブランドやフード&ベバレッジ部門の豊富な知識を培うことができた。百貨店や商社の日本人ビジネスマンにも幅広い人脈も持っているが、アンヌ・フローニ氏は、日本市場を見て、聴いて、理解できるキャパシティーの広さを生かし、クライアントの現状に即した読みの深い分析内容を提案している。

フローニ氏は、「既存の対応策には興味はありません。私は、各クライアントに応じたサービスを行いたいと考えています。」と明確に言う。市場分析、傾向の追跡レポート、ブランディング、監査、ディストリビューションのネットワーク発展等、企業が必要としているマーケティングや商業的サービスを行なっている。

最初のクライアント
会社設立から2ヶ月が経過し、アンヌ・フローニ氏は既に複数の企業と仕事をしている。その内のひとつが、カスタレード社のアルマニャックの日本進出である。フローニ氏は、「この会社は、1832年創業の企業らしい伝統ある経営方針、製品のすばらしい味わい、パリのレストランで最も知られているアルマニャックのひとつである品質の高さ等、日本の消費者を魅了するポイントを多数揃えています。」と説明する。「カスタレード社の製品のイメージには、百貨店またはギフト用カタログでの取り扱いが、最も向いていると思います。高い売上とビジュアル効果を望めると思います。」と付け加えた。

同様に、アンヌ・フローニ氏は「ギィ・サヴォワの軌跡をたどる」というフランスでも日本でも斬新なプロジェクトに取り組んでいる。「日本のグルメを対象に、パリのミシュラン3つ星レストラン“ギィ・サヴォワ”の高名なシェフ ギィ・サヴォワ氏のガストロノミーの秘密を探る特別なツアーを考えています。フランスのプロデューサーとの会合、収穫体験、試食等、グルメ達が求めるプログラムを準備しています。これこそが、企業が特別なクライアントに贈ることのできるプレゼントです。」と説明する。

フランスには、日本人にとって魅力的な製品がまだ多くのあると確信しているアンヌ・フローニ氏の頭には、アイデアが溢れている。フローニ氏は、「製品のクオリティー、型にはまらない進出方法、企業戦略等、ブランドごとに潜在的な可能性を生かす方法を考え、日本でクライアントを見つけるお手伝いをしたいと思っています。」と締めくくった。


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