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デザイン思考による素晴らしいイノベーションの先駆者であり続ける

2019年3月14日、在日フランス商工会議所のデザイン思考委員会はESSECビジネススクール（アジア太平洋キャンパス）経営学科の准教授、法人プログラムの副学部長ケビン・ヨン氏をセミナーにお招きし、「ケビン・ヨン氏と考えるデザイン思考　上級特別クラス」を題材にしたセミナーを開催した。

ケビン・ヨン氏は、まずイノベーションについて話を切り出した。それぞれ異なる設立の経緯を有し、通信、エンターテイメント、クラウドソフトウェアなど業界が異なる４つの会社を紹介した。各々の会社には違ったビジネスモデルがあったが、一様にデザイン思考を使用し、様々な課題に対応していた。何故それらの会社が成功を収め、イノベーションを生み出せたのか、その理由について会場にいる参加者達と共にディスカッションを行なった。

企業の目標ではあっても、今まで見たことのないような新技術、より優れた新技術のような画期的なイノベーションを生み出すことは実際にはなかなか起こらない。イノベーションは顧客のニーズを理解することによって、また、それに対する答えを持っていることで生み出されるはずである。新しいビジネスモデルは革新的になり得るし、また、その製品以上の価値を持つこともあるかもしれないが、そこにこそ、デザイン思考という考えが必要となってくるのである。

セミナー後にはビュッフェスタイルの懇親会が催され、参加者達はケビン・ヨン氏との更なる議論を続けることができた。

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