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日本の消費者の冷笑主義(シニシズム)を理解する

日本の消費者の冷笑主義(シニシズム)を理解する

2019年221日、在日フランス商工会議所のマーケティング・流通委員会は、マーケティングリサーチやブランド戦略およびブランドデザインを専門とするコンサルティング会社のリスキーブランド社をゲストに招き、「冷笑主義(シニシズム)に向かう日本人:次世代のブランディング手法を探る(Japanese turning to cynicism: how brands can stay relevant in the age of distrust)」と題する講演会を開催した。

講演では、株式会社リスキーブランド代表取締役兼創業者の田崎和照氏が、同社ストラテジストのアポリーヌ・コアト氏と共に、毎年全国規模で実施してきた10年間の調査結果を紹介した。この本質的な調査により、日本人の行動や価値観および購買行動において重要な変化が見てとれることがわかった。スピーカーの二人は在日フランス商工会議所の会員を前に、同社の調査結果と日本人の考え方が「冷笑主義(シニシズム)」ともいうべき傾向へ移行していることに関する分析、その特徴と変遷について語った。

最後に、リスキーブランド社は、先にみたような社会・文化的な進化を考慮に入れながら消費者の関心を引き続ける有名ブランドが利用する実践的な方法の数々を紹介した。こうして会場の参加者とともに、日本のブランドの将来に明らかな影響を及ぼすことになる現在のマーケティングの仕組みを理解するための複数の実例を検証・分析した。

講演は英語と日本語による質疑応答で締めくくられた。

オリジナル版報告書は以下からご参照いただけます。

英語版

日本語版

プレゼンテーションの抄録はこちらからご覧ください。抄録の利用は個人的な目的に限ります。

ゲストスピーカーへのお問合せは以下の通りです。

株式会社リスキーブランド

www.riskybrand.com

www.facebook.com/riskybrand

www.linkedin.com/company/riskybrand

TEL:03-5720-5280

田崎和照氏

ktasaki(@)riskybrand.com

アポリーヌ・コアト氏

apollinec(@)riskybrand.com

 

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