春一番 エンジン始動

フレンチビジネス大賞は、在日フランス商工会議所(CCIFJ) メンバー周辺に限られた内向きの傾向があるイベントでしたが、創設から6年目を迎え、定例のメインイベントとしてのポジションを確立したと言えます。今年は非常に多くのエントリーがあり、徐々にエントリー企業の裾野も広がって確かな手応えを感じられるものになりました。「カンパニー・オブ・ザ・ イヤー」は今回初めて満場一致で受賞企業が決定されましたが、当賞の選考基準は規模の大小を問わず真のアントレプレナーシップを讃えるというものです。日仏ビジネス界の協力関係が、日本のマーケットを活性化させる大小様々なプレイヤーを生みだしていることは間違いありません。CCIFJは今年の 選考を通じそれを確信しました。来年のフレンチビジネス大賞2018が待ち遠しいですね。
また、CCIFJ主催のグルメ、アート、ファッションなどフランスのライフスタイルの今を紹介するイベント「ボンジュール・ フランス(Bonjour France)」も、日本のマーケットに徐々に定着してきました。3回目を迎える今回、協賛企業も増え続け、 蓄積されたノウハウをもとに最新の「メイド・イン・フランス」の豊富なラインナップを提供します。このイベントにより日本の消費者マインドに確立された高い好感度、すなわち他に抜きんでて「一目置かれた」存在であるフランスの更なるイメージアップを図っていく所存です。
繰り返しになりますが、このフレンチビジネス大賞および「ボンジュール・フランス」の成功は、進取の気性に富み、アグレッシブな起業家へ無限の可能性を提供するオープンマインドネスと安定性という強みを併せ持つ稀有な存在である日本のマーケットダイナミズムの表れと言えるでしょう

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