第3回ボンジュールフランス、間もなく開催 !

すっかりお馴染みとなったフランス ブランド発信の場。新たな世代の企業も参入!

「デビュタント・バル」

第3回ボンジュール フランスに是非ご来場を! 何ごとも3回目を数えれば、それはしっかり定着したということを意味する。2017年、今年もやって来るボンジュール フランスは、東京での規模を拡大し、さらに京都にも進出する。参加予定企業120 社の中には、在日フランス商工会議所の呼びかけに応じた約30社が含まれる。さて、この中にあなたのお気に入りは?
ボンジュール フランス、それは流通業界のいわば 「社交界デビューのための舞踏会」(デビュタント・バル)。将来性豊かなフランスのブランドにとっては、思い切った勝負に打って出る格好の機会だ。またこれは日本での販売が予定される数々の最新フランス製品にスポットライトを当てるイベントでもある。言うなれば、世界一耳の肥えた数十万人の聴衆を前に歌のオーディションを受けるようなものだ。この消費者という虎(というよりむしろ「牝」虎?なにしろ顧客の65%は女性なのだから)が待ち受ける穴の名は――伊勢丹新宿。 ギャラリー・ラファイエットやハロッズ、メイシーズなどと並び称される世界指折りのショッピングの聖地である。昨年のボンジュール フランスでは開催6日間で実に44万もの人々が会場に足を運び、一人あたりの平均支出額は46,44ユーロに達した。今年はさらに内容を充実、会場は複数のフロアにわたり、1階にもコーナーが設けられる予定だ。しかも伊勢丹新宿(4月12日~18日)の後には 伊勢丹京都でも同様のイベントを開催する(4月26日~5月1日)。
オンライン(フェイスブック、ツイッター、ウェブサイト、ニュースレター)や紙媒体(発行部数22,500部の雑誌)で大々的に宣伝されるこのイベントは、 ショッピングに目がない日本人にとって必見の催しに成長しつつある。

魅力溢れる出展企業

わずか3年でこれほどの成功を収めた理由とは? そこには質の高い来場者と、そのニーズにしっかりと応える魅力的な出展企業の存在がある。 日本におけるフランスの存在感を高める――こうした使命を忠実に遂行する在日フランス商工会議所はさらなる攻勢に出た。ボンジュール フランス担当チームはフランスの有望な中小企業を掘り起こし、「日本への投資」を促すために先入観の払拭にも努めている。日本進出にはコストがかかる、日本市場は縮小傾向にあるといった思い込みが、しばしば日本市場への進出意欲を削いできたからだ。こうして参加の意向を表明した企業は、 日本の百貨店の中で最も手強いあの「伊勢丹」の顧客による厳しい評価の目に晒されることになる。 ボンジュール フランス の独自性、それは伊勢丹での製品販売にあわせて都内各所で開催される 文化イベントの存在だ。東京に居ながらにして 正統な「フランス流」体験を楽しんでもらおうと、今年は「Promenade en France(フランス散歩) 」をテーマに、フランス文化の豊かさと多様性を映し出す万華鏡のような五感の世界へと来場者を誘う。アンダーズ東京では写真家クリストフ・プジェとソプラノ歌手オリアヌ・ダリエジオによるコンサート&展覧会、フランス大使公邸では草上の 昼食と復活祭のシャッス・オ・ズー(卵型チョコレートのイースターエッグ探し)、バカラ直営バー「B bar」では「シャンパンナイト」、リチュエル青山 での「フランス風プチ・デジュネ(朝ごはん)」、さらにアンスティチュ・フランセのブラスリーでは ロックグループ「Délinquantes 」の演奏を楽しめるguinguette(「ギャンゲット」、かつてセーヌ河畔にあったダンスホール)」に変身……  
そして本イベントの錬金術に欠かせないもうひとつの材料、それがこの機会にはるばるフランスからやって来る多数の職人や製造者たちだ。ブランドを支えるこうした個人の積極的な姿勢が、従来型の商業見本市とは全く異なる独特の雰囲気をボンジュール フランスに与えてくれる。よく言うように「4月はイベント要チェック!」。そう、ボンジュール フランスもお忘れなく。

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