ル・マン

Le Mans

富士山に向かってたちまち消えてゆく緑のマシンは、日本のレーシングカーメーカー「カーガイ」のマシンだ。アジアン・ル・マンの4レース(中国、日本、タイ、マレーシア)を制覇している同チームは、トヨタ・ガズー・レーシングに次いで、6月15日のル・マン24時間レースに参戦する2番目のアジアチームとなる。

「カーガイ」は、アマチュアレーサーでありビジネスマンでもある木村武史によって、2015年に設立された。「ル・マンは、すべてのドライバーにとって夢のレースです」記者会見の折、木村はこう語った。同社のもう一人のレーサーであるフランス系イタリア人、ケイ・コッツォリーノは次のように説明する。「11月までは、誰もル・マンに行こうとは考えていなかったんです。フェラーリがオリジナルのマシンを納入してきたのが、上海での初レースの1週間前でした。私たちはとにかくこの最初のレースを終わらせようと思っていたのです。それ以来、毎回勝ってきています」。木村武史のル・マン初参 戦に当たっての戦略は、何とも単純明快だ。「勝ちに行きますよ。一番速いのは僕らです」。対するトヨタの方は、2018年に初勝利を収めるまで、20回ものチャレンジを重ねている。

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