コメ、この果実

Le riz, ce fruit

株式会社神明は日本の最大手コメ流通業者で、フランス国内で初の大規模日本米流通となる「あかふじ米」を手に今年フランスに向かった。同社の国際ダイレクター、藤尾益造氏名はフランス・ジャポン・エコー(FJE)に語った。

なぜフランスなのか?

「当社はすでに米国への輸出を果たしています。 アジアでは日本の強固なイメージと現地に既に 存在する日本の流通業者に頼ることができ、中 国、香港、シンガポールおよびベトナムに輸出し ています。ブランドが強くまた料理の文化が異なるヨーロッパ市場ではゼロからのスタートになり ます。そこでフランスを選びました。フランス人は 鋭い味覚を持ち、クオリティーを見分ける力があ ります」。

楽観的のようだが 

「日本におけるワインとの類似点を挙げてみまし ょう。さかのぼること30年前には、ワインなど誰も 飲みませんでした。今から12年前には、ヨーロッ パでは卸業者のみが日本米を流通させていたに すぎません。その後、寿司パーティーが流行りまし た。今日では、カルフールのような民間大手小売 業者に販売しています」。

他国で栽培された他品種のコメがある中で、日 本米をどのように位置づけているか。

日本米は軟水で、限られた耕地で栽培されるた め、コメ農家が注意深く監視することができます。 日本米の収穫は年1回です(例えばベトナムでは 年3回収穫があります)。品質の違いは明らかで、 まず香りが違います。そして当社のコメは長期保 存が可能です。日本の品質基準は非常に高く、ま すます厳しくなっています。日本ではコメは果物 であり、熟せば収穫します。日本の生産力はコメ で収穫当たり600KG/ヘクタールと非常に高く、他 国では400KGほどです。

コメ農家は非常に高齢化しているが、彼らの経 験をどのように活かしていくか。 すべての知識はコメ農家の方々の頭の中にあり ます。しかし稲作セクターは、水、温度、味などに 関するデータ収集に取組んでいます。JJE

 

 

このページをシェアする Share on FacebookShare on TwitterShare on Linkedin