「この市場には可能性があります」

"Nous avons une chance sur ce marché"

缶詰製造ラ・ベル=イロワーズ社長、キャロリーヌ・イリエ=ル=ブロンシュ氏は、日本市場の将来性に注目している。

御社の製品を簡単にご紹介ください。

当社の製品は高級品のカテゴリーに入り、製造コストもかかります。生産やマーケティング、包装など全てに手を抜きません。1960年代から始まった大型スーパーの進出は値崩れを呼び、年中同じ製品が出回るようになりました。当社はこうした独裁状態にノーを突きつけたのです。父は直販こそが自社の方向性にマッチしたやり方だと考えていました。1972年に第2号店をオープン、現在では80店舗にまで拡大しています。

売上高に占める外国人顧客の割合は?

外国における売上高は全体のわずか1%です!

日本市場をどうご覧になりますか?

日本式の販売モデルをこの目で見て、市場の理解を深めようと思い来日しました。当社のビジネスモデルの基本は立地の良い店舗と優秀な販売員ですが、これを日本にそのまま持ち込むことはできませんので、現地でパートナーを見つける必要があります。あとは輸送の距離とコストの問題ですね。

来日の成果は?

様々な側面から見て、この市場には可能性があると思います。イワシは健康食として脚光を浴びていますから。当社では最高級の魚を使用し、加工プロセスも厳しく管理しています。全て丁寧な手作業でイワシを缶に詰めるのですが、こうした配慮はすぐ目につくものです。缶それ自体の外観にこだわるのもそのためです。見た目と味は密接に関連しています。「目で食べる」とよく言われるように、美味しいものは必ず美しいのです。日本の皆さんにはこのような哲学をご理解いただけるのではないでしょうか。

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