企業トピックス

みかど協和、仏ヴィルモラン社と共同でビジネスユニットVilmorin-MKSを設立

フランスの種子メーカー、リマグラン社のグループ企業みかど協和株式会社は2016年7月、同じくリマグラン・グループの仏ヴィルモラン社と共同で、Vilmorin-MKSという新たなビジネスユニットを設立し、2社共通の世界的なビジネス戦略のために始動した。2社の業務体制、商品ラインナップを組み合わせたこのユニットは、アジアでのビジネス成長を加速させたい親会社リマグラン社の戦略的イニシアティブのもと行われた。リマグラン社の野菜種子部門のジェネラル・ディレクター、ダミアン・グルガレル氏は、「ヴィルモランとみかど協和が連携することで、2社のさらなる成長に欠かせない企業規模を拡大することができ、アジア市場での存在感をさらに高めることが出来るでしょう。」と今回のVilmorin-MKS設立に関する同社の意図について説明した。みかど協和が持つアジア市場での強い経営基盤やネットワークと、ヴィルモラン社が持つその他の世界市場での高いシェアにより、Vilmorin-MKSは5大陸でビジネスを展開することになる。この二つのブランドは、今後12カ国で現地でダイレクトにビジネス活動を行い、そのシェアを拡大することが可能となり、戦略的な種子として人参やチコリー、レタス、トマト、(日本の)カボチャ、大根などの種子ラインナップを各国で積極的に売り込む予定だ。みかど協和会長の越部 圓(こしべまどか)氏は、「ヴィルモラン社と我が社はこれまでも長い間コラボレーションを続けており、その経験からすぐにでもお互いを熟知するチームを形成することが可能です。」と述べ、みかど協和社長でVilmorin-MKS社の副社長を務めるヴァンサン・スピオ氏は、「フランスと日本の両社がビジネスを統一することで世界的な企業が誕生しました。今後は世界中でより顧客に近いところでビジネスを展開でき、大きな効果が期待できます。」と述べた。

みかど協和株式会社:http://www.mikadokyowa.com/

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