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エア・リキード「東京イノベーションキャンパス」開設

エア・リキード「東京イノベーションキャンパス」開設

産業ガスで世界をリードするエア・リキード(本社:仏パリ、会長兼CEO:ブノワ・ポチエ、以下「エア・リキード」)と日本法人である日本エア・リキード株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長兼CEO矢原史朗、以下「日本エア・リキード」)は、本日、神奈川県横須賀市に「東京イノベーションキャンパス」を開設します。

本キャンパスは「エネルギー転換・環境」「医療分野における変革」「デジタル化」といった現代社会が直面する課題に対してイノベーションの創造でお応えしていくことを目指すための研究施設です。とりわけ、新キャンパスでは次世代の半導体やフレキシブルディスプレーの製造、エネルギー貯蔵や配給のための先端材料の開発に焦点を当てています。また、エネルギー効率の向上のため、二酸化炭素排出量を削減し、水素やバイオメタンなど新エネルギーを利用促進するためのソリューション開発を加速します。

本キャンパスへの投資額は約50百万ユーロ(約63億円)で、8,000平方メートルの敷地内には8つの研究室と6つのパイロットプラットフォームがあり、200名程度の研究者や専門家などが業務に従事します。アプリケーションやビジネスモデルの開発を通じて、スタートアップを含むお客様、取引先、大学、研究機関を含めた幅広い関係者の皆様と協働しながら、課題解決のための革新的なソリューションを生み出してまいります。お客様の生産プロセスを模倣したテストテクノロジーを提供できることも当施設の大きな特長の一つです。

「東京イノベーションキャンパス」の開所により、エア・リキードは仏パリ、米デラウェア、中国上海、独フランクフルトにある同様のキャンパスと合わせ、イノベーションにかかわるグローバルネットワークの構築を完結させました。現在世界中で総勢約4,000名の従業員が、パートナーと共同で新しい市場や価値創造する活動に直接携わっております。

エア・リキードグループのExecutive Committeメンバーでアジア・パシフィックを担当しているフランソワ・アブリアルは次のようにコメントしています。

「新しい東京イノベーションキャンパスは、エア・リキードが、お客様を中心に据えたイノベーションに焦点を当てていることを明確に表明するものです。このイノベーションキャンパスは、科学的専門知識、テクノロジー、デジタルソリューションを開発する能力を組み合わせたものであり、日本の革新的なエコシステムに関するすべての領域で効率的に協働を行うことが可能になります。このキャンパスで顧客の皆様に貢献する力を高めれば、それは当社の成長にもつながります。アジアにおいても、グローバルにおいても、この業界の中で日本エア・リキードは革新的な存在です。今回の投資は日本への投資を今後も継続していくことをコミットするものです」

 

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