在日フランス商工会議所の「人事委員会」の今回の企画では、ダイバーシティとリーダーシップに関する革新的アプローチを、具体例を通じて、特にフランスの事例から考えます。より開かれた、包摂的な企業であることは、企業にどのような益をもたらすのでしょうか?企業は、採用のプロセスと人事管理において、どのようにダイバーシティや包摂を推進できるのでしょうか(ラベル、憲章)?特にこれらの問題を取り上げます。セミナーの冒頭、ローラン・ピック駐日フランス大使より開会の挨拶があります。
ゲストスピーカーについて
高木順子教授 フランスのビジネススクール、エセック経済商科大学院大学リーダーシップ・ダイバーシティ研究所所長
フランスで最も権威あるビジネススクールの一つであるエセック経済商科大学院大学で、リーダーシップ、ダイバーシティ、多文化交流の視点から経営学を教えている。企業の役員構成のダイバーシティの比率、多文化アイデンティティ、教育管理技術の実践的習得について特に研究している。スタンフォード大学社会学博士号取得、エセック経済商科大学院大学のダイバーシティ・リーダーシップ研究所は、ロレアル社が後援するシンクタンクで、研究者、企業家、学生が多様性とリーダーシップに関する新たなアプローチと革新的な視点を養うため交流と研鑽をする機関となっている。そこでは知識、行動様式、態度の伝達を通して革新的アプローチの普及を目指している。
カトリーヌ・トリポン氏 ダイバーシティ推進を使命とする、「もう一つの輪」協会スポークス・パーソン
FACE(反差別的排除行動財団)における企業の社会的責任パートナーシップ局長。民間でマーケティングビジネスに携わった後、フランス最大の人事専門家の協会(ANDRH)で副会長を務め、政府における男女間平等を啓蒙するための「ダイバーシティラベル」を創設した。トリポン氏はまた20年近い平等、多様性、差別に関する協会活動においても知られている(「もう一つの輪」協会のスポークス・パーソン、平等研究所理事等)。前地方議会議員、反差別平等高等機関(HALDE)のメンバーも務める。
増原裕子氏 株式会社トロワ・クルール代表取締役
株式会社トロワ・クルール代表取締役、LGBT法連合会事務局長代理。2011年よりレズビアンであることをオープンにして社会に対して積極的に発信をしている。
慶應大学大学院修士課程、慶應大学文学部卒業。在ジュネーブ国際機関日本政府代表部、会計事務所、IT会社勤務を経て起業。ダイバーシティ経営におけるLGBT施策の推進支援を手がける。経営層、管理職、人事担当者、営業職、労働組合メンバー等を対象としたLGBT研修・講演の実績多数。著書に『同性婚のリアル』等4冊がある。
このイベントは、全ての企業と省庁を対象に開催されますが、お申込み多数の場合、在日フランス商工会議所の会員企業様を優先的に受付させて頂きます。
日時 2018年6月11日(月)18時30 ~ 20時
開場18h – 写真付きご身分証をご持参の上、在日フランス大使館入口にてセキュリティチェックがございますので10分前までにご来場下さい)。
会場 在日フランス大使館、一階アトリウム
住所 〒 106-8514東京都港区南麻布 4-11-44
プログラム
18:00 開場
18:30 開会の挨拶 在日フランス大使 ローラン・ピック氏
18:40 高木順子氏発表
19:00 カトリーヌ・トリポン氏発表
19:20 増原裕子氏発表
19:40 Q&A
20:00 閉会の挨拶 在日フランス商工会議所
参加費 (同時通訳費用として)
2.000円
会場でお支払い下さい
共催 在日フランス商工会議所、在日フランス大使館、アンスティチュ・フランセ日本
言語 フランス語-日本語(同時通訳付き)
申し込み締め切り 6月4日(月)
申込者本人のみ入場可能です。参加者には申込締め切り後にメールにて詳細をお送りいたします。
申し込み方法
イベントに登録するには、下記ボタンより、お申込フォームへお進みください。お申込フォームにご記入の上ご送信下さい。恐れ入りますが、参加者複数の場合は、おひとりずつご記入ください。
企業におけるダイバーシティのメリット – フランスの事例から
L'événement est terminé.