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第12回 Salon de Paris Club 日本の世界農業遺産 -サステナビリティに向けた秘訣?

12回目のSalon de Paris Clubでは農業をテーマとした講演会を開催します。とりわけ2002年に国連FAOによって制定された「世界農業遺産」*という切り口で食や環境、経済を考察します。「世界農業遺産」は現在日本に13か所存在しますが、国内すべての世界農業遺産サイトに取材に行った叶氏に、これらの地域の魅力や農業のビジネスモデルを紹介していただきながら、次のような内容で多角的にお話いただきます。
(1)どういうところが世界農業遺産に認定されているか?
(2)世界農業産の目的は何か、その価値は何か(推進当局の意図と見解)
(3)いかに保全してきたか?
(4)叶氏の提言:社会の進歩(progress)と折り合いがつかない点が多々あり、“日本”の世界農業遺産認定には批判的な気持ちがある。「先進国型仕様」の世界農業遺産の提案
「みどり戦略」が世界の新しい流れになっています。世界農業遺産は「サステナブル」ということが一番のテーマです。フランスでも、エコフィト計画や「農業イノベーション2025」計画が進めています。フランスでは世界農業遺産はまだ存在していませんが、これらのフランスの農業計画は、世界農業遺産に見られるサステナビリティの考え方と理念を共有しています。 日本の世界農業遺産についていえば、琵琶湖システム、佐渡のトキなどのサイトで、すでに5割減農薬を達しており、「みどり戦略」の先行事例になっており、これはまさに「農薬・化学肥料5割減」の目標などを盛り込んだエコフィト計画が目指しているものです。
2024年はパリ五輪、2025年に大阪万博が開催されますが、これらのイベントにおいても、サステナビリティがキーワードになっています。今秋、「世界農業遺産」は制定20周年を迎えました。この機会を通して、この数年で起こりうる日仏の新しいアグリビジネスの在り方やサステナビリティの取り組みについて考察します。
*「世界農業遺産」とは
「世界農業遺産」(英:GIAHS、仏:SIPAM)は、2002年に国際連合食糧農業機関(FAO)に創設された制度です。「世界農業遺産」の対象は、見事な自然の風景だけではなく、独自の方法で生物多様性・回復性のあるエコシステム・伝統・イノベーションなどを融合しながら、農村地域での生活方法を創造している農林水産業の実践となっています。現在(2022年10月)、世界22か国67か所の地域が「世界農業遺産」として認定されています。日本は先進国として初めて、2011年に佐渡と能登が登録されました。今年も新たに琵琶湖と峡東地域の2か所が追加され、日本国内では13か所のサイトが存在しています。
Programme
- 19h00-20h00 講演
- 20h00-21h15 質疑応答
会場

第12回 Salon de Paris Club 日本の世界農業遺産 -サステナビリティに向けた秘訣?
L'événement est terminé.