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第25回パリクラブ輝く会 「ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)とフランス、そして松江」

日本財団2階大会議室, 東京都港区赤坂1-2-2日本財団ビル2階
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言語 :
日本語

参加費 : 2,000円 パリクラブ会員、在日フランス商工会議所会員
3,000円 一般
お申し込み後に、パリクラブ担当者より、事前振込みの情報をお送りさせていただきますので、宜しくお願いいたします。

(人数に限りがございますので、ご希望の方はお早目にお申し込みください。締切日後のキャンセル、当日の不参加の場合、参加費用の全額を頂戴いたしますのでご注意下さい。お申し込みされた方には、後日、事前振込みの御案内をさせていただきますので御協力の程、宜しくお願い致します。)

Passé

L'événement est terminé.

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次回のパリクラブイベントでは、7月25日(木)18時30分より、小泉八雲の直系の曾孫 小泉凡氏をゲストにお迎えし、お話しを伺います。小泉凡氏は、曾祖父の人生を辿るかのように民俗学を専攻し、島根県で教鞭をとられておられます。

日本を愛したギリシャ生まれのラフカディオ・ハーンが、フランスにも縁があったという知られざる経歴を知ったパリクラブ輝く会では、小泉凡氏の上京の折にお時間をいただいて講演会を開催することになりました。

小泉八雲のハーン姓のルーツがノルマンディーで、ハーン自身も幼少の頃、北フランスの神学校に通った時期があったそうです。画家で民俗学者のポール・セビヨの作品を愛読し、出雲神話について最初に知ったのは2冊のフランス語の本を通してでした。後にフランス領西インド諸島のマルティニークに2年滞在し、民族誌を著しています。

20世紀の構造主義を構築したフランスの人類学者レヴィ・ストロースがハーンを愛読し、弟子にあたるベルナール・フランクが「八雲の弟子」を任じて来日し、護符を通した仏教研究を行い、コレージュ・ド・フランスにて日本研究をリードしました。島根県松江市では、ハーンの妻となるセツがフランス人ワレットから虫眼鏡をもらったことがきっかけで、異文化へのコンプレックスがなくなり、ハーンと国際結婚したという逸話も残っています。

問合せ bon-jour(@)parisclub.gr.jp

スケジュール

2019年07月25日
18:00 受付
18:30 講演会
19:30 - 20:00 質疑応答

ゲストスピーカーについて

小泉凡氏

1961年東京生まれ。成城大学・同大学院で民俗学を専攻後、1987年に松江へ赴任。島根女子短期大学講師・助教授を経て2009年~2018年3月まで島根県立大学短期大学部教授。2001年~2002年はセントラル・ワシントン大学交換教授。文化資源を発掘し観光に生かす実践研究や子どもの五感力育成をめざすプロジェクト「子ども塾」で塾長として活動する。2017年7月、日本・アイルランドの文化交流貢献で外務大臣表彰。

現在、小泉八雲記念館館長、焼津小泉八雲記念館名誉館長、島根県立大学短期大学部名誉教授

主著に『民俗学者・小泉八雲』(恒文社、1995年)、『文学アルバム小泉八雲』(共著、恒文社、2000年)、『怪談四代記 八雲のいたずら』(講談社、2014年)ほか。小泉八雲の直系のひ孫にあたる。

会場

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