企業トピックス
アクサ・アシスタンス、海外出張中のリスクのためのサービスを開始
フランス保険大手アクサグループの一員で世界34拠点で事業展開を行うアクサ・アシスタンスの日本法人アクサ・アシスタンス・ジャパンは2017年9月、企業の従業員の海外出張中の危険への備えとして新商品「G-Travelers(ジー・トラベラーズ)」を発売した。従業員が海外出張時に、滞在先の治安・情勢が著しく悪化し滞在が危険と判断された場合に、アクサ・アシスタンスが安全な国や地域まで緊急避難させるプログラムを発動する。避難・搬送などに係る実費は契約企業の負担となるが、アクサ・アシスタンスが従業員の安全を確保するための最善の避難方法を提案し対応する。戦争や外国の武力行使、テロ、暴動、革命、政権奪取、内乱、武装反乱、銃乱射などの無差別殺傷事件、大規模な自然災害、疫病やその他伝染病の集団発生など滞在先で起こり得るこれらの事態に対して、企業はすぐに専門家からの適切な指南を受けることができ、企業の従業員への安全配慮義務履行の一環として、これらのリスクに備えることが可能となる。
また「G-Travelers」は法人契約型の商品で、契約した企業の本社・子会社の全従業員だけでなく、海外のローカルスタッフの第3国への出張もカバーするのが特長。「G-Travelersは、対象を駐在員ではなく出張者に限定した商品です。従業員数に応じて契約料を算出することでグループ全体を包括して加入できるため、企業側には加入しやすいシステムになっています。」とマーケティング部の島田幸祐氏は説明する。「G-Travelersは保険商品ではございません。海外旅行保険や傷害保険のように治療費等の経済的な損失を負担するものではなく、情勢が悪化した国や地域で、危険が迫り一刻も早く現地から退避させなければいけない方々を、本人の身体的な被害の有無に関わらず、緊急避難させるための手段を手配します。サービスは日本語と英語に対応しているので、外資系企業も安心してご加入いただけます。」
アクサ・アシスタンス・ジャパンHP:www.axa-assistance.co.jp/ja/