企業トピックス
バークレーヴァウチャーズ、世界における職場でのウェルビーイングに関する調査に日本が加わる
福利厚生食事券「チケットレストラン」サービスを提供する仏エデンレッドの日本子会社バークレーバウチャーズは2016年5月27日、身体的、精神的、社会的に良好な状態にあることを表す職場の「ウェルビーイング」に関して世界規模で行われた「2016年度Edenred-Ipsos Barometer調査」の結果を発表した。11回目となる本調査から初めて日本も調査対象国として加わり、日本を含む世界15カ国、14,400人の従業員を対象に調査が行われた。統計結果では各国を4種類のグループにプロファイリングした結果がまとめられた。日本はトルコや中国、イタリア、ポーランドと同組に入り、「職場環境(設備、仕事の明確化、ワークライフバランス)に関係する項目の点数が高いことが特徴づけられる」と報告している。その他にも、「従業員の10人に7人が職場でのウェブビーイングに満足している」、「職場でのウェルビーイングにおける満足度評価が世界平均71%に対し、日本は44%と最も低い」、「職場でのウェルビーイングに最も影響する人事施策はスキル管理」であるなど、様々な調査結果を公表している。
プレスリリースからの抜粋
日本における職場のウェルビーイングと福利厚生への評価
「ウェルビーイングにおける日本の従業員の満足度は44%と、世界各国との比較で最も低い評価結果でした。その10項目の回答を見ると、とくに「仕事へのモチベーション」に関する要素が低く、会社や組織に対する将来の不安を持つ回答者が72%(世界平均35%)、朝仕事に行くのが楽しく感じられない回答者が70%(世界平均33%)、職場が刺激的な環境ではないと考えている回答者が 67%(世界平均 39%)という結果となっています。その一方で、仕事内容の明確化、設備、ワークライフバランスなどの「職場環境」に対する 4 項目が上位を占めています。この結果から、仕事に関するサポート支援は会社・組織から行なわれているものの、従業員が職場で楽しく働きがいが感じられる付加価値提供といった施策が遅れていることが読み取れます。」
バークレーバウチャーズHP:
https://www.edenred.jp/home.aspx