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パネルディスカッション「地球温暖化とパンデミックの時代における動物福祉」(パリ、12月16日)

フランスでは動物愛護団体の活動が国民の強い支持を受けており、2022年の大統領選挙でも候補者ほぼ全てが畜産動物やペット、狩猟や闘牛などのテーマそれぞれについて立場を表明しました。

国連機関が近年頻繁に警告を発しているように、畜産業は地球温暖化による気候変動の拡大と人獣共通感染症のリスク増加をもたらしている大きな要因です。

本パネルディスカッションでは、フランス経済界を代表し、知日派の元ルノー社長で、動物愛護団体と政府・経済界の代表者を繋ぐために献身されているルイ・シュバイツァー(Louis Schweitzer)氏をはじめ、フランスを代表する専門家が、工業的畜産の弊害と動物愛護団体の活動、肉消費を減らし菜食を増やす食生活転換のメリットについてわかりやすく紹介します。

場所はパリで唯一のシャトーホテル「セント・ジェームス・パリ」のクラブルームで、パネルディスカッションの後にパネリストと参加者の懇親会があります。参加者一人一人がパネリスト達と意見を交わし合える、少人数制のイベントです。

 

  • 日程:2022年12月16日(金)
  • 開場:サンジェームスパリ (ルレ・エ・シャトー) サロンクラブルーム
  • 時間:受付開始 午後2時
    パネルディスカッション 午後2時30分~午後4時30分
    懇親会  午後4時30分~午後5時15分
  • 料金:75ユーロ 
  • 言語:フランス語/英語
     

パネリスト

キャロリン・ランティ (Caroline Lanty):パリ弁護士会弁護士、元SPA会長。フランスで有力な動物保護団体の弁護士として、フランス国内の裁判所で数々の刑事告訴、損害賠償訴訟を手がけている。動物保護の問題で頻繁にメディアに出演。

ルイ・シュバイツァー (Louis Schweitzer):高級官僚、元ルノー社代表取締役社長、アストラゼネカ社社長、BNPパリバ銀行取締役、フランス電力会社社、ヴェオリア・エンバイロメント社、ABボルボ、ロレアル社取締役、フィリップスエレクトロニクス社監査役会副会長職、フランスの行政機関の代表職を務めた。2012年よりLFDA (動物愛護法協会)の会長として動物愛護の問題に深く取り組み、毎年専門家や農務大臣を招いてシンポジウムを開催。

ロイック・ドンブルバル (Loïc Dombreval):事業家、政治家。南仏コートダジュールにあるヴァンス (アルプ=マリティーム県)市長を務め、2017年の国会議員選挙で当選。国民議会では動物福祉の調査会会長を務め、2021年に制定された動物保護法律案の報告委員長として数多くの動物福祉に関する条項制定に全力をかけた。

セバスチャン・アーサック (Sébastien Arsac) : 畜産動物の保護団体L214を創設した、フランスで著名な動物愛護活動家の一人。L214の撮影したビデオは毎回フランスの全国新聞で大きく取り上げられ、イザベル・アジャーニやソフィー・マルソーといった人気俳優達も告発ビデオの司会を務めるなど、フランス国民の意識向上に寄与している。

セバスチャン・デマンジ (Sébastien Demange) : 医師。予防医学としてのベジタリアニズムの専門家として知られ、フランスベジタリアン協会の栄養学・健康委員会メンバー、理事を務める。2020年より菜食振興委員会会員、パリソルボンヌ大学で菜食の医学的側面に関する講義を担当。2022年にフランスライフスタイル医学会を創設。

 


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