企業トピックス

ピエール・エルメ、スイーツ愛好家にとってたまらない2017年

フランスの有名パティスリーブランド、ピエール・エルメ・パリは2017年、青山の旗艦店のリニューアルオープンや、コンビニエンスストアでのアイス販売、航空会社とのパートナーシップ、そしてホワイトデー向けのアーティストとのコラボレーションなど、日本での事業を精力的に進めている。何が日本の多くのスイーツファンを魅了するのか。

旗艦店ピエール・エルメ・パリ 青山のリニューアルオープン

ピエール・エルメ・パリの青山ブティックは、2か月半の店舗改装を経て、昨年2016年12月にリニューアルオープンした。店舗の1階は、マカロン、チョコレート、サブレ、冷たいスイーツ、アイスなど、ブランドの代表的な商品が並ぶ。また、飲み物のテイクアウトサービスや、ミュージシャンの山口一郎氏(サカナクションのメンバー)がセレクトした音楽を聴きながらピエール・エルメの商品を堪能できる、Ipod付きのくつろぎスペースが新設された。また、ポップアップコーナーとして考案された「CROSSOVER / クロスオーバー」スペースでは、40か国以上の言語で編集された書籍など、多様なオリジナルグッズを購入することができる。2階には、これまでの「バー・ショコラ」の代わりに「Heaven(ヘブン)」が誕生し、シェフパティシエが客の目の前でアシェットデセール(お皿盛りのデザート)を仕上げるユニークな空間を提供している。デザインは今回もワンダーウォールの片山正通氏が担当。12種類の大理石のモザイクが2つの階の雰囲気を統一させ、店舗の卓越さを際立たせている。

ピエール・エルメ・パリ 青山

東京都渋谷区神宮前5-51-8ラ・ポルト・青山1F/2F
03-5485-7766
営業時間:10時~20時

全日空とのパートナーシップ延長

全日本空輸(ANA)は、2012年から、メゾン・ピエール・エルメ・パリと、「オートパティスリー(高級菓子)」をテーマに事業を展開している。ピエール・エルメ・パリの特別なデザートメニューが、2016年12月から新たにANAの機内で提供されている。今後は年間を通し、より広範な路線でサービスを開始する。乗客は、ピエール・エルメの味覚、感性、歓喜の世界を、空の旅で満喫できる。

赤城乳業とのパートナーシップによるコンビニエンスストアでのアイス販売

2012年以降、ピエール・エルメ・パリは日本市場向けに、メゾンの象徴的な商品にインスピレーションを受けたディフュージョンブランドを開発した。さまざまな分野での複数のコラボレーションの成功の後、今回は赤城乳業がメゾンの味覚を新たに価値づける番となり、この度コンビニエンスストアでのアイス販売という形になった。「イスパハン」(ローズ、ライチ、フランボワーズ)がまず商品化され、数か月後には他のアイスも販売される予定だ。身近に味覚を喜ばせてくれる商品だ。

バレンタインデーとホワイトデー向けに、>アーティスト、二コラ・ビュフとのコラボレーション

2016年の初めから、ピエール・エルメ・パリは、今話題のアートを取り入れ、アーティストの二コラ・ビュフ氏の作品とピエール・エルメのスイーツとのコラボレーションを実現させている。このコラボレーションにより、愛がテーマの冒険もので、古来の伝説、マンガ文化、ルネッサンスとバロックのアートがミックスされた、太陽の王国と月の王国の詩的な物語が生まれた。これは、2017年のバレンタインデーとホワイトデーで完結する。

ピエール・エルメ・パリ:https://www.pierreherme.co.jp

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