CCIFJイベント
ブランドフォーラム:トラベル・リテール、ジャパニーズ・ジャーニーの次のビジネスは?
在日フランス商工会議所は2015年11月30日、LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン・ジャパンの新しいオフィスにて「第2回ブランドフォーラム」を開催した。「ブランドフォーラム」は、2015年に始まった新しい委員会で、同委員長のLVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン・ジャパン株式会社 代表取締役社長で在日フランス商工会議所理事のシリル・ヴィニュロン氏が司会を務めた。ブランドフォーラムの目的は、高級ブランドの関係者をハイレベルのセミナーや会議に集めることである。
過去に類を見ない訪日観光客数に後押しされ、トラベル・リテール部門は日本で急成長している。消費税還付規制の緩和により、免税店の数は昨年比で2倍増となった。政府は2020年までに訪日観光客数3千5百万人の達成を掲げており、今後もトラベル・リテール部門へのインパクトが期待される。このチャンスをどう生かすのか?
この問いに答えるべく、DFSグループ戦略・マーケット開発取締役副社長のジム・ベイフリー氏、Global Blue社APAC(アジア太平洋)Sales副社長のジャン・M・モラー氏、Lefevre Pelletier & Associés法律事務所マネージング・パートナーのリョネル・ヴァンサン氏がスピーカーとして招かれた。
各スピーカーのプレゼンに続き行われたラウンドテーブルでは、参加者から質問が寄せられ活発は意見交換が行われた。
フォーラムは、ネットワーキングのためのカクテル・パーティーをもって終了。参加者にはMediakeys社の著作『Les Global Shoppers, Enjeux économiques et perspectives marketing du travel retail (グローバルな買物客:トラベルリテールの経済的争点とマーケティング展望)』が配布された。