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「ボルドーと福岡の友好」を祝うガラ・パーティー福岡2017開催
2017年5月22日、ホテルニューオータニ博多、芙蓉の間を会場に、今回で開催4回目となる在日フランス商工会議所主催の「ガラ・パーティー福岡2017」を開催した。昨年9月、福岡市とフランス・ボルドー市が調印した、姉妹都市交流事業の3か年計画となる「福岡・ボルドー姉妹都市交流 協力計画2017年~2019年」の事業として盛り込まれた、今回の在日フランス商工会議所ガラ・パーティーに、西日本、九州地方の日仏経済界から222名が参加した。
また、3ヵ年計画のスタートの年となる今年は、日本とフランス、福岡とボルドーの交流をより一層深めるため、ボルドーから総勢20名以上の訪問団を迎え、日仏経済フォーラム、グローバル スタートアップ ドローンミーツフェス等、ビジネス交流を促進する事業も実施された。特に、日本とフランス、そして福岡とボルドーの交流と、ガラ・パーティー福岡とフランス・福岡(九州)経済フォーラムの九州での開催は、日仏関係にとって大変意義深いイベントとなった。
在日フランス商工会議所を代表して出席した理事のセルバン・カンタキュゼーヌ氏は、冒頭の挨拶で、来年在日フランス商工会議所が100周年を迎えることに触れ、主催者として、福岡・ボルドー姉妹都市提携35周年記念ガラ・パーティーの参加者に、歓迎の意を表した。
ティエリー・ダナ駐日フランス大使は、「福岡市とボルドー市の交流は、様々なテーマ、特にイノベーションや各分野のスタートアップ企業のサポート等で、相互協力をしています。」と述べると共に、「日仏両国間の発展と交流を共に支えていきたい。」と語った。
ディディエ・カザボンヌ ボルドー市副市長は、「歴史に溢れ、魅力的なボルドーという都市を知って頂く機会をいただいたことを、大変うれしく思っています。」とアラン・ジュペ市長のメッセージを伝え、姉妹提携35周年(1982年11月8日に姉妹都市提携)を迎えることは、大変喜ばしいことと述べた。
大曲昭恵 福岡県副知事は、「今後IoT分野におけるビジネス交流が、福岡県とフランスとの間で進むことを大いに期待しています。」と述べると共に、フランスと日本、福岡県との友好関係のさらなる発展を祈念した。
髙島宗一郎 福岡市市長は、ボルドー・メトロポール、テクノウエスト、福岡地域戦略推進協議会、福岡市の4者で、同日に締結したMOUについて触れ、「今後、経済振興の分野を皮切りに、様々な事業で連携を強化してまいります。」と述べるとともに、ボルドーワイン委員会公認で世界3都市目のボルドーワインバーとして西中州にオープンした「オ・ボルドー・フクオカ」が、福岡の新たな魅力のひとつとなっていること、ボルドーの中小ワイナリーの生産者によるセミナーの開催等、ボルドーワインの流通拡大に向けた活動についても紹介した。
パーティーでは、ボルドーワイン委員会がセレクションしたボルドーワインが、ミシュランの星を獲得しているレストラン「リマジネール」のフランソワ・アダムスキ シェフの繊細なフランス料理にあわせて、振舞われた。
そして、未来を嘱望されているボルドー地方音楽院の若きピアニストの佐藤龍士郎氏が、凱旋公演を行い、ドビュッシー、ラフマニノフの名曲を披露した。
ボルドーワイン最高評議会会長フランシス・ブートゥミー氏が来日し、コマンドリー・ド・ボルドー福岡の代表と共に、コマンドリー・ド・ボルドーの名誉ワイン大使叙任式を執り行った。福岡フランス名誉領事で九州電力株式会社 代表取締役社長の瓜生 道明氏と九州大学総長の久保千春氏の2名が名誉ワイン大使として叙任された。
また、パーティーの後半に開催されたガラ・パーティー恒例の大抽選会では、エールフランス往復航空券、ユーレイルフランスパスにボルドーのワイナリー訪問とお食事券をセットにしたフランス旅行、そしてフランスの高級ブランドのバッグや化粧品、ワイン、お菓子等、豪華賞品満載の抽選発表が行われた。次回のガラ・パーティーは2017年11月、東京で開催予定。
ガラ関西にご協力いただいたスポンサー企業、そして抽選会賞品をご提供いただきました全ての企業に厚く御礼申し上げます。
- ボルドー市
- ボルドー メトロポール
- ボルドーワイン委員会
- BNPパリバ
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