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マーケティング委員会 :コカ・コーラ、日本市場での成功の秘訣はサービスの革新にあり

2015年11月25日、フィリップ・ジャルダン氏が委員長を務めるマーケティング委員会はアンスティチュ・フランセにて、日本コカ・コーラ株式会社マーケティング部門副社長カリル・ヨウンス氏を迎え、マーケティング委員会セミナーを行った。本イベントは、FCC(Forum for Corporate Communications)の協力のもと開催された。
カリル・ヨウンス氏は、赤と白のロゴで知られるコカ・コーラブランドの日本での成功の秘訣について講演を行った。ヨウンス氏は、当初薬局のソーダファウンテン(飲料水などを供給するための簡易な装置)で医療用飲み物として販売されていたコーラの幻想的な伝説を語った。1957年日本に上陸したコカ・コーラは、自動販売機の普及とそのブランド・ポートフォリオの拡大によって大きな成功を収めた。他の国とは異なり、日本では売上高の大半を炭酸飲料以外が占める。同社で成功している緑茶(綾鷹)や、コーヒー(ジョージア)、スポーツドリンク(アクエリアス)、フレーバー水(い・ろ・は・す)の4つのブランド(売上高200億ドル以上)は、日本で開発されたものだ。
競争の激しい市場においても、コカ・コーラが長きにわたり日本人に好まれるブランドであり続ける理由、それは「常に革新することにある(年間2,000種類以上の新製品を販売)」とヨウンス氏は言う。カリル・ヨウンス氏は日本市場の飲料部門の特殊性、日本の消費者のブランドに対する洗練性と高い意識、新しい製品コンセプトの導入の際に多用されるセレブリティの影響力について説明し、セミナーを締めくくった。

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