企業トピックス
レクトラ:日本におけるフレンチテックのパイオニア
フランスのレクトラ社は、軟素材を使用する工業製品の設計から開発、製造の自動化、最適化、スピードアップまでを支援する総合的な技術ソリューションを提供するグローバルリーダー・カンパニーである。アパレル業界で40年、自動車業界で25年、家具業界で20年の実績を持つ同社は今日、最先端のソフトウェアや自動裁断システムの開発を手掛ける。また、モード系(アパレル、アクセサリー、靴)、自動車系(シート、内装、エアバッグ)、家具、その他航空関係、船舶、風力発電、身体防護用具など、様々な産業の巨大な市場に特化した関連サービスを提供している。グローバルで1,500名の社員を抱えるレクトラ社は、100カ国以上、23,000社におよぶ顧客と取引があり、2014年の売上は2億1100万ユーロに達した。
レクトラは顧客に対し、最先端の技術、比類のない専門知識、改革遂行を支援するためのカウンセリング提供という3本柱に基づき提案を行う。「イノベーション」を優れた業務に生かすという理念に基づき、売上の9%を研究開発に再投資している。このように、取引企業の業務の発展に合わせ、場合によっては先んじる形で、絶えず新たなサービスを提供している。例えば2007年より、レクトラは自社の機械にセンサーおよび組み込みシステムを搭載した。各機械がリアルタイムにレクトラの専門家とつながり、予測的・予防的なメンテナンスが可能となっている。
1985年創業の日本法人レクトラ・ジャパン株式会社は、欧州の外で設立された初のグループ系列会社である。日本のアパレル業界の一大拠点である関西に進出し、現在も大阪に本社を構える。その後徐々に日本全国に事業を拡大し、東京、岡山、名古屋などに支店を設置。日本国内の顧客650社のうち、多くは進出当初からレクトラ・ジャパンに信頼を寄せてきた。このことからも、レクトラのソリューションが日本企業に対して適切であることが伺える。レクトラ・ジャパンは現在、東南アジアなど日本企業の国外生産拠点への進出にも支援を行っている。
自動車業界においては、日本の自動車部品業界が近年、シートや内装の製造工程を大きく進化させてきた。大量生産が中心のASEANや中国の製造現場と異なり、日本の工場では現在、素材・部品配列の両面とも多品種少量生産を行う傾向だ。レクトラでは工場の改善を支援すべく、常に先端の技術を提案している。例えば2015年11月、日本のシート部品加工業者に2種類の裁断システムを発売した。またレクトラは部品メーカーが自動車メーカーに対し最高品質のエアバッグを納期内に適切な価格で納品できるように設計された「FocusQuantum」と呼ばれる革命的なエアバッグ裁断ソリューションを発表している。
創業後30年を迎えたレクトラ・ジャパンは、革新的な製品・サービスを提供し続け、新たな飛躍を目指している。
詳細は、レクトラ・ジャパンHP
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