企業トピックス

仏シュナイダーエレクトリック、パナソニックとビルのエネルギー管理分野で戦略的提携

2016年10月11日、フランスの電機大手シュナイダーエレクトリック社とパナソニックは、業務用空調設備とビルマネジメントシステムの開発・営業に関し、戦略的提携を行うと発表した。パナソニックの業務用空調設備VRF(ビル用マルチエアコン)が無線通信でシュナイダーエレクトリックのビルマネジメント及びルームコントローラーに直接通信できるようにし、高度なワイヤレスソリューションを実現する。このことで、ビルのオーナーや管理者が、空調や照明、セキュリティ、配電などビル管理に関する様々なシステムを一つのインターフェースで常時把握できるようになる。今後は、パナソニックの空調設備とシュナイダーエレクトリックのシステムをセットで売り込むのが狙いで、日本を除くアジア、欧州、北米などでシェア拡大を目指す。シュナイダーエレクトリックエコビルディング部門担当上級副社長のローラン・バタイユ氏は、「今回の提携で、デバイスからクラウド、ビルの種類・サイズを・築年数を問わない、完全なビルマネジメントを提供することができます。この強力なデジタルバックボーンはビル環境の一層の可視化を実現するとともに、ビルに未来をもたらす重要な要素です」と述べた。

シュナイダーエレクトリック

2015年の年間売上は270億ユーロ、グループ全体で16万人の従業員を擁し、100ヶ国以上で、エネルギーおよびプロセスのマネジメントソリューションを提供している。 本報道に関するプレスリリース: news.panasonic.com/jp/press/data/2016/10/jn161011-1/jn161011-1-1.pdf シュナイダーエレクトリックHP:http://www.schneider-electric.com/jp

 

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