日本在住のフランス人、1万人を突破

今までこれほど多くのフランス人が日本に滞在したことはありません。在日フランス領事館の調べによると、日本にいるフランス人の数は、 2011年から27%増加したそうです。 「日本に定住するフランス人が増えていると感じますが、それより(震災の後)駐在員が日本に戻ってきています 」とジャン=ジャック·ポティエ領事は話していました。現在、領事館に登録しているフランス人は、領事館保護下にある者( 配偶者など)を含めて約9,700人。さらにワーキングホリデービザ滞在者約600人やフランス人留学生600人を含めると、日本に在住するフランス人は1万人を超えます。
この目覚ましい増加は、2011年の福島の原発事故により日本の魅力が損なわれたのはわずかな期間でしかなかったことを表しています。あの恐ろしい悲劇がなければ、更に増えていたのではないでしょうか。
フランスの若者の間で、日本の人気は高まり続けています。初めての職業経験を日本で得る若者もたくさんいます。2011年9月には820人であった東京国際フランス学園(フランス人学校)の生徒数も、現在は約950人まで増えています。
フランス人は、これからも日本の変化に積極的に関わり、フランス企業は日本経済の第一線で活躍するでしょう。

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