企業トピックス
製薬ガルデルマ社とマルホ社が包括的提携
皮膚科に特化した製薬企業ガルデルマ社は2016年1月18日、マルホ株式会社とざ瘡や酒さ治療などの皮膚科向け医療用医薬品の国内での開発および販売に係る包括的提携に合意したこと発表した。今後マルホは、ガルデルマの尋常性ざ瘡治療剤ディフェリン®ゲル0.1%を国内で販売、また現在、日本において承認申請中であるざ瘡の外用治療薬(海外販売名:EPIDUO®)を承認取得後に販売する。さらにマルホはガルデルマが有するパイプラインの日本における開発および商業化の優先的評価権を得る。マルホは大阪に本社を置く製薬企業で、創業は1915年、従業員数は約1,300人。ガルデルマCEOのスチュアート・レッツマン氏は報道資料で、「今回の提携は、日本においてガルデルマの革新的な治療薬の使用機会を増やし、患者さんのケアを向上させるという私たちのミッションにおける重要なマイルストーンとなります」と述べている。