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ストーブリによる日本のファクトリーオートメーションの概観

Stäubli

第6回目の関西業界別勉強会では、梅田にあるストーブリのショールームを訪れ、多くのロボットに囲まれてファクトリーオートメーションについてお話を伺いました。

昨日、梅田のすぐ隣にあるストーブリのショールームで、今年で6回目となる関西業界別勉強会が開催されました。ストーブリのチームは、日本におけるファクトリーオートメーションの状況を概観する見事なプレゼンテーションを準備して下さいました。

スイスに本社を置くストーブリは、織機から始まり、特殊なコネクターやロボットに至るまで、技術革新と買収を繰り返しながら、オートメーション分野で130年の経験を積んできました。彼らは現在、20の異なる産業分野の専門知識を有しており、その結果、産業界で生じている問題について多様なビジョンを持つことができるのです。

日本に関する評価は実のところ非常に暗いもので、どちらかといえば否定的な見解しかできませんでした。つまり、急速に高齢化が進み、労働人口が減少する社会では、可能な限り自動化されたソリューションに置き換える必要があるにもかかわらず、実際は日本の自動化は遅れており、ゆっくりとしたペースで進んでいます。今年初めにもデジタルトランスフォーメーションという関連テーマについて、同じ結論を導き出しました。その結果、日本の生産性は低下し、ワーク・ライフバランスの良い諸外国に比べ、長時間労働による生産性の低下が懸念されています。

同時に、日本の産業界には国際競争に打ち勝つためのイノベーションが欠けています。日本社会の快適さは、人々がリスクを冒したり、新しい解決策を試したりすることを恐れがちにしてしまう傾向があることが観察されます。その結果、日本は新しいソリューションを採用する前に、他国が新しいソリューションを開発し、試すのを待つことが多いのです。つまり、日本の産業界は市場で際立つようなソリューションを提供していないということです。現在の円安と日本の製造能力にもかかわらず、輸出が少ないことだけが目につきます。

最後に、生産ラインにロボットを導入することは、人件費削減と受け止められると思うでしょう。しかし、ハイエンドのロボットやその搭載品そのものは、実際には非常に高価で、多くの企業が進んで行おうとはしない多大な投資を必要とします。それから、生産ラインにロボットを導入することはより多くの有能な従業員を増やすということでもあります。というのも、ロボットをプログラムしたり、修理したり、メンテナンスしたりするには、ロボットに与えられるタスクをこなすよりも、はるかに多くのスキルと知識が必要だからです。

ストーブリのスピーカーが指摘したように、しかしながらファクトリーオートメーションは日本経済に多くの改善をもたらすでしょう。

まず初めにロボットは人より正確に優れた作業を行うことができ、ミスの発生率も低いです。そのため、より多くのロボットを導入することで、日本は非常にハイエンドな技術製品の分野で再び輝きを放ち、製造業において国内の競合他社から一歩抜きん出ることができるでしょう。もちろん、オートメーションは高齢化社会への回答でもあり、高齢者のために十分な収入を確保するためには、生産量を大幅に増やす必要があります。この概要の要点は一般的に日本、特に関西は製造国(地域)であるということです。ハイエンド製品の真の生産地となり、特定の分野で再び主導権を握る可能性を秘めています。しかし、回復の見込みがないほど遅れを取りたくないのであれば、遅滞なく問題に向き合い、対処する必要があります。この問題に関しては、日本で設立された外資系企業は、自分たちの見識を持ち込んで、喜んで協力してくれます。指摘されたように、日本はすでに明治時代に外国の専門知識に頼ることで、瞬く間に変化を遂げる能力を示しました。また同じようなマジックをする時が来たのかもしれません。

結論として、この問題は膨大であり、その夜はそれらを掻き集めることしかできないことに出席者全員が同意しました。このテーマに関するより大きなイベントの計画をすでに立てながら私たちは別れました。来年開催予定の「ファクトリーオートメーション・ビジネス・サミット」にご期待ください、そしてもちろん、2024年3月に開催されるスマート・マニュファクチャリング・サミットもお見逃しなく!

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