Kansai CCIFJイベント

伊丹で日本酒テイスティングや小西酒造見学

小西酒造様にて素晴らしい食事をいただきました!

小西酒造15代当主である小西新右衛門氏のご厚意により、474年の歴史を持つ酒造を特別に見学させていただきました。

小西新右衛門氏 (小西酒造15代当主)のご厚意により、474年の歴史を持つ醸造所を特別に見学させていただき、小西氏のコレクションから珍しい日本酒のテイスティングをさせていただきました。

有害な細菌がタンクに侵入したり、繊細な醸造作業を妨げるのを防ぐため、着用必須の(そして非常にファッショナブルな)衛生服を着た後、聖域である醸造所に入ることを許されました。

全工程の説明はとても丁寧に行われ、パネルや米のサンプルを使って、精米度の違いを視覚的に一目で捉えることができました。ガイドの方はベテランの醸造家で、複雑な醸造工程について、詳細な説明をしてくださりました。

醸造においては、湿度も重要な要素であるため、一部の工程は醸造所内に設置された木造の部屋にて行われます。一部の現代的な醸造所は、この工程をステンレスでできた部屋の中で行いますが、小西酒造は伝統的な木材こそが湿度の調整にとって重要であると考えています。とりわけ、杉の木の使用を重要視しています。

酒造見学終了後、小西新右衛門氏により、自身の会社が運営されているレストラン「長寿蔵」に招待していただきました。当レストランは、日本酒の醸造の歴史に関する博物館としても運営されています。長寿蔵にて、小西氏により醸造の歴史について、特に伝統的な日本酒と現代的な日本酒についてレクチャーが行われました。

このレクチャーでは、聴覚だけでなく、味覚を通じてより内容を理解することができました。より分かりやすく説明するために、小西氏は新しい日本酒や、何百年も前の日本酒を再現したものなど、さまざまな日本酒を試飲させてくださりました。伝統的な製法で造られたものもあれば、松樽やウイスキー樽で熟成させたものもありました。初心者でも見分けがつくほど、どの日本酒も非常に個性的な風味を持っていました。

レクチャー後、テーブルフロアに移動し、美味しいお肉や野菜、魚介類の料理を楽しみました。料理とともに、日本酒はもちろん、ベルギービールも振舞われました。

小西酒造はラ・シュフ、ヴェデット、デュベルなど、ベルギービールの有名銘柄の主要な輸入企業の一つです。

すべての参加者が素敵な食事を通じて繋がることができる、貴重な夜でした。

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