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包括性と多様性のための理想的な原動力 ラグビー

包括性と多様性のための理想的な原動力 ラグビー

2019年3月26日にコンラッドホテル東京において、ラグビー協会主催の第2回イベント「ラグビーにおける多様性」を開催した。2019年ラグビーW杯日本大会では、9月から11月まで、20のインターナショナルチームによる48試合が日本の12都市で開催される。このようなイベントを開催するアジア初の国として、44日間に渡って約4万人もの訪問者を受け入れることになり、世界のメディアの報道もそれに付随してくる。このようなイベントは最も重要な社会的テーマ、スポーツにおける多様性を議論するのに絶好の機会である。150人以上が参加した昼食会は、ラグビーW杯日本大会組織委員会嶋津昭事務総長による開会の挨拶から始まり、在日英国商工会議所のデヴィット・ビックル会頭がモデレーターを務めるパネルディスカッションへと移行した。

 

パネリストたちによって議論されたテーマは以下の通りである。

「女性のゲームそしてガールズアクションプラン」浅見敬子氏(ワールドラグビー理事、日本女子ラグビー部元ヘッドコーチ)

「地域参加、そして地域社会への影響」マグナス・ハンソン氏(ジャガー・ランドローバー・ジャパン株式会社代表)

「草の根 / 若い人達に力を与える」徳増浩司氏(渋谷インターナショナルラグビークラブ代表、アジアラグビー名誉会長、ラグビーワールドカップ2019組織委員会事務総長特別補佐)

「国際化、日本を超えて、アジアに広がる」フィオナ・ターグ氏(DHLグローバルスポンサーシップ&ヨーロッパマーケティングコミュニケーション部部長)

 

最後に、2019年ラグビーW杯日本大会のゼネラルマネージャーである、ロブ・アバーネシー氏による挨拶でイベントは閉幕した。「ラグビーは包括性と多様性のための理想的な原動力である」という認識の元、若年層や女性ファンの拡大、車椅子ラグビー国際連盟とのパートナーシップなどの例が挙げられた。

ラグビーアライアンスには8つの在日商工会議所が加盟しており、その目的は2019年ラグビーW杯日本大会をサポートすること、また、可能性のある経済的活動や意見交換の社会的機会を提供することである。

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