CCIFJイベント

【開催報告】群馬における日仏協力の最前線

12月3日、在日フランス商工会議所群馬デスクは、日仏協力をテーマとした新しいイベントを開催いたしました。

12月3日(水)、在日フランス商工会議所群馬デスクは、日仏協力をテーマとしたイベントを開催し、約20名の参加者にお越しいただきました。

本イベント「経済における日仏協力の視点から群馬の未来を考える」は、前橋市の群馬県庁32階 Netsugenにて行われました。

第一部のセミナーでは、フランス国立社会科学高等研究院(EHESS)に所属する大学附置研究機関であり、フランスと日本を対象に社会科学分野の研究を行う日仏財団(FFJ)にご講演いただきました。
日仏財団理事長のセバスチャン・ルシュヴァリエ氏は、財団の研究成果をもとに、人口高齢化、イノベーション、地域開発という3つのテーマから群馬県の発展の方向性を提示しました。

続いて、CCIFJ名誉会頭であり「FFJサークル」共同会長のベルナール・デルマス氏が登壇。ミシュラン社での経験をもとに、オーヴェルニュ地域と群馬県の共通点について興味深い視点を示し、クレルモン=フェラン市と前橋市が加盟する「ミシュラン都市の国際ネットワーク」を具体例として、日仏協力の可能性を紹介しました。

また、日仏財団の山本繭子氏からは、日本人研究者としてフランスで活動した経験や、地域こそがイノベーションの源泉であり、群馬のような地方が新たな取り組みを生みやすい環境にあることが語られました。

最後に、登壇者より、国際連携、特に日仏協力が群馬県にとって重要な可能性を持つことが強調されました。CCIFJや群馬日仏協会など既存の取り組みに加え、フランスの都市・地域や大学とのパートナーシップなど、今後の展開にも大きな期待が寄せられます。

第二部では、フランス産ワインと軽食を囲みながら、参加者同士が交流を深める時間となりました。

本イベントは、群馬県のご後援により開催されました。心より御礼申し上げます。

今後も群馬でのイベントを企画してまいりますので、ぜひご参加ください。

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