Kansai CCIFJイベント
【開催報告】カクテル ネットワーキング - フランス館 へようこそ
2025年6月19日、晴れ渡る空の下、約100名の参加者が大阪・関西万博の中心に集い、ネットワーキング、有名企業の経営者によるインスピレーショナルなスピーチ、そして世界各国の主要パビリオン見学という、特別なイベントが開催されました。
この日は朝から、当商工会議所の月例理事会が非公開で、特別にフランス館にて開催されました。この機会を通じて、出席した理事たちは各地域の活力に改めて賛辞を送りました。

12時30分、当イベントはネットワーキング・カクテルにより正式に開会しました。日仏ビジネスコミュニティの主要企業の代表者で形成される在日フランス商工会議所の理事14名にもご出席いただき、他の参加者様との交流をお楽しみいただきました。
- アルメル・カイエール (株式会社B4F)
- ジャン-ピエール・シャリトン (日本ロレアル 株式会社)
- ジェローム・シュシャン (ゴディバ ジャパン株式会社)
- フランソワ-グザヴィエ・コラ (フレンチ・エフ・アンド・ビー・ジャパン株式会社)
- 義和ヤン・ガイエ
- ベンジャミン・ランバーグ (クレディ アグリコル コーポレート インベストメント バンク)
- フレデリック・ラモワティ (ヴェオリア・ジャパン合同会社)
- デヴィ・ル ドゥサール (TMI総合法律事務所)
- ノルベール・ルレ (LVMHモエ ヘネシ−・ルイ ヴィトン・ジャパン 合同会社)
- エマニュエル・マーシャ (スタール・ジャパン 株式会社)
- ブノア・リュロ (関西エアポート株式会社)
- 高橋 正巳 (スクラムベンチャーズ)
- ニコラ・ヴィレジェ (トレードエントリー合同会社)
- リョネル・ヴァンサン (ルフェーブル・ペルティエ・エ・アソシエ外国法事務弁護士法人金塚法律事務所(外国法共同事業)
ネットワーキングの枠を超え、特に印象に残ったのはお二人のご挨拶でした。
まず、登壇されたのは、ゴディバ ジャパン代表取締役社長であり、在日フランス商工会議所会頭でもあるジェローム・シュシャン氏です。フランスと日本の努力関係の質の高さを強調し、特に日本における当商工会議所の取り込みを通じた努力の実例を紹介されました。また、地域の活力、そして今年関西地域に注目を集めている大阪・関西万博の重要性についても強調されました。続いて、LVMHジャパン社長であるノルベール・ルレ氏からもご挨拶いただきました。パビリオンの主要スポンサーの一つを代表して、フランス語と日本語で、 建築やその内容に対する賞賛の言葉を述べられ、ご自身がどれほど情熱を持って取り組まれてきたかを感じさせるスピーチでした。

13時からフランスパビリオンのガイドツアーを開始しました。1グループ20名ほどの少人数で、より親密な体験ができるよう工夫されており、14時を過ぎるまで間隔よくグループが入れ替わりました。来場者の皆様は、LVMHやAXAをはじめとする会員企業の協力により実現した美しい演出をを堪能し、通常であれば2時間以上並ばなければならない人気のパビリオンを、並ぶことなく快適にご覧いただくことができました。展示は、美術館のような構成で、フランスならではのイノベーション、技術力、そして持続可能性への取り組みを紹介するショーケースとして設計されており、多くの来場者に感銘を与えていました。参加者同士の対話も活発で、質問も多く寄せられ、全体にわたって熱気と高揚感が感じられる時間となりました。

午後も引き続き、充実した見学プログラムのもと、ツアーが行われました。眩しい日差しの中、各グループは順に移動しながら、国際的なパートナーの創造性とビジョンの粋を体感しました。
- ウーマンズパビリオン : インクルージョンや女性のリーダーシップといったテーマへの導入。
- アメリカパビリオン : ソフトパワーと技術力の融合。
- スイスパビリオン : 精密さ、持続可能性、そして洗練されたデザイン。
- ドイツパビリオン : サーキュラリティ(循環型社会)と産業イノベーションの探求。
- モナコパビリオン : ラグジュアリー、エコロジー、そして地中海の魅力を表現。

盛りだくさんの一日を締めくくる形で、一部の参加者の皆様はモナコパビリオン内の居心地の良いワインバーにて、最後のひとときをゆったりと過ごされ、リラックスした和やかな雰囲気の中で一日を終えられました。
本イベントは、関西地域の国際的な発信力を高める戦略的な機会である「大阪・関西万博2025」の枠組みの中で開催されました。これは、関西のビジネスコミュニティの活力、そしてその関係者同士の強い結びつきを示すものであり、数年にわたる努力、調整、そして決意の結晶でもあります。フランス商工会議所とそのパートナーが一体となって、この日本の重要地域におけるフランスの存在感を高めるために取り組んできた成果です。
本イベントの成功にご協力いただいたすべてのパートナーの皆様に、心より感謝申し上げます。また、ご参加いただいた皆様にも、熱意あるご参加とご関心に深く御礼申し上げます。多くの皆様にご来場いただき、活発にご交流いただけたことが、私たちの活動の意義を何よりも強く感じさせてくれました。
今後のイベントでも、皆様にお目にかかれますことを楽しみにしております。