Gunma CCIFJイベント
【開催報告】群馬デスクの初イベント
6月30日(月)、在日フランス商工会議所(CCIFJ)群馬デスクの開設以来、初となるイベントが群馬県内にて開催されました。
「日仏輸出入」をテーマに掲げた今回のイベントは、35名以上の参加者が集まり、大変盛況のうちに幕を閉じました。
第1部はセミナー形式で、県庁32階に位置するNETSUGENセミナースペースにて行われました。前橋市の山々を一望できるこのモダンなコワーキングスペースには、約50名を収容できるセミナースペースも併設されています。

セミナーの冒頭では、群馬県 未来投資・デジタル産業課長の染谷高志氏よりご挨拶をいただき、CCIFJ群馬デスクの発展および日仏経済交流の促進に対する群馬県の強い支援の意向が表明されました。この場をお借りし、イベントスポンサーとして多大なご協力を賜りました群馬県に心より御礼申し上げます。
続いて、群馬デスク代表のジュスティン・バイとStart in Franceプロジェクトマネージャーのルナ・ワンより、CCIFJの活動内容および群馬デスクの近況について紹介があり、東京以外の地域への取り組み強化に対するCCIFJの関心の高まりについても言及しました。
セミナーのメインプログラムでは、群馬県内で活躍するCCIFJ会員企業2社によるプレゼンテーションが行われました。

- 株式会社有田屋 代表取締役 湯浅 康毅氏
主にフランス向け輸出も行う天然醸造醤油の製造販売を手掛ける同社の海外展開について、パートナー企業探しやフランスでの展示会参加経験を交えながら紹介。さらに、日本の食文化と伝統製法を守り続ける重要性を国内外問わず強調されました。

- ナック株式会社 代表取締役 田所 くるみ氏
フランス・ゲランド産の塩を輸入・販売する同社の事業内容と、現地の塩田や生産者を訪問した際の写真を交えた報告を実施。あわせて、不安定な国際経済情勢の影響による日本市場での事業運営の難しさについても触れられました。
第2部では、31階にあるGINGHAMキッチンスペースにて、カジュアルなフレンチスタイルのアペリティフ交流会を開催。ワインやフランスのアペリティフ、さらに有田屋とNACの自社商品(天然醸造醤油とゲランド塩)の試食も提供され、和やかな雰囲気の中で参加者同士の交流が行われました。
今回のイベントは、NETSUGENのコーディネーターの皆様の多大なるご協力のもと開催することができました。この場を借りて、心より感謝申し上げます。
今後も群馬でのイベント開催を予定しておりますので、ぜひまたのご参加をお待ちしております!