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ヴェオリア:日本のエネルギー転換の担い手

ヴェオリア:日本のエネルギー転換の担い手

日本がプラスチック消費量の削減に奮闘する中、フランスのヴェオリアは三井物産、セブン&アイと共同でペットボトルのリサイクル工場を稼動させた。

 

日本:一人当たりのペットボトル消費量世界記録

日本は毎年230億本のペットボトルを消費しています。一人の日本人が毎年183本購入していると同じです。それに比べてヨーロッパ人は一年でおよそ145本のペットボトルを購入。しかし、日本は93%の容器をリサイクル用に回収しています。回収したプラスチックを再利用するための工場を開設し、ヴェオリアは日本でも積極的に環境問題に取り組んでいます。

 

ペットボトルのリサイクル ヴェオリアのプロジェクト

ヴェオリア・ジャパンのCEO、ギョーム・ドゥルダンは、「循環型経済がますます進む中、この廃棄物をより効果的にリサイクルできるようにすることが極めて重要です」と提唱しています。ヴェオリアはプラスチックのリサイクルで長い経験を積んでいます。世界中で年間17万5,000トン、アジアだけでも4万5,000トンリサイクルしています。日本の三井物産とセブン&アイとともに、ヴェオリアは3月中旬に東日本で新しいリサイクル工場を稼動させました。

 

日本における循環型経済の発展

新しい工場では、再生プラスチックからPETボトル15億本分に相当する25,000トンのPET樹脂を製造する予定です。また、年間27,500トンのCO2排出量を削減しています。新しい工場は「真の循環型経済」を構築するために重要であることを三井物産の取締役の松井 透氏が説明しており、「私たちにとって、この工場は始まりに過ぎません」と述べています。

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