FJE 155

都市計画:狂乱の2020年代

France Japon Eco

言語 : 日本語とフランス語
ページ数 : 80

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垂直都市

日本は巨大都市の再開発に力を入れている。今後、日本の都市景観は高層ビルで覆われ、複合商業施設、マンション、公共施設のほとんどが高層建築と化すだろう。都心部は改造される。渋谷では7件の不動産プロジェクトが始まり、山手線上では新駅が完成し、池袋でも改造が進む。これらの投資は、羽田空港へのアクセス改善など、新たなインフラを生む。「リニア」も忘れてはならない。東京から名古屋までを40分、大阪までを1時間7分で繋ぐ。他の主要都市、特に大阪市中心部では、新たな複合商業施設が2024年までに完成する予定だ。一方、これら大都市の眠れる旧市街地は、歴史的価値を武器に観光客や欧米のブランドの関心という恩恵を受けており、これは日本やアジアの投資を後押しする可能性がある。次号では、この都市の変容のもう一つの側面を取り上げる。

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