コリンヌ・ブレ、アルカションと気仙沼の間で

コリンヌ・ブレ、アルカションと気仙沼の間で

作家コリンヌ・ブレは、アルカション湾と気仙沼湾を行き来している。その二つの海辺での滞在から、『重なる水平線(原題:Vies à vies)』という、素晴らしい本が生まれた。両湾で生きる人々の声が、グラフィックデザイナーのガブリエル・ポミエとガスパール・ド・ボーヴェによって、見事に浮かび上がる。「海は結び、大地は分かつ」とフェルナン・ブローデルは語ったが、明晰な本書は、その新たな証左であり、日本とフランスの友人たちの、まさに交換ノートなのである。
corinnebret2005@yahoo.fr

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