新製品

フレキシブル・ソーラーパネル

フレキシブル・ソーラーパネル

未来の太陽電池は、自由に折り曲げることができ、そして製造国を見れば日本製かもしれない。積水化学とパナソニックが、製造が容易で曲面に設置することのできる新タイプの太陽電池を開発した。「ペロブスカイト(灰チタン石)」太陽電池は新基底材に使われ、太陽エネルギーを集積することができると言われている。ペロブスカイト太陽電池の重さは、現在販売中のシリコン太陽電池の20%の軽さ。しかし課題としては、寿命がシリコン太陽電池の半分だということ。そして製造には非常に毒性の高い材料(鉛、錫など)が必要だということである・・・。


仮想通貨は確かに現実

金融庁(FSA)が、日本におけるビットコインの現状に関するレポートを公表した。5億ドルあまりのビットコインが消えた取引所の「仮想崩壊」が発覚した後、今なお不透明なこの分野に対して、金融庁は対処策を模索している。世界のビットコイン金融取引所において、現在も円が主要な投資通貨であるだけに、その必要性は尚更である(57.7%の取引が円建てであるのに対してドルは20.4%、ユーロは3.1%)。すでに日本人350万人がビットコインユーザーであると報告書は結論づける。その84%は20歳~50歳(しかし、1万5千人のユーザーが10歳~20歳だという調査結果もある…)だが、最もセンセーショナルな数値は、日本におけるビットコイン取引額だ。2014年から2017年にかけて、取引額が200万ドルから5,640億ドルまで増えた。金融庁によれば、昨年10月からこの爆発的な取引の拡大が始まった。


HEROZ(ヒーローズ)

人類は、チェス、JEOPARDY(ジェパディ)に引き続き、今度は将棋でもロボットに敗北した。ベンチャー企業HEROZ株式会社が開発したアプリが、若き日本人天才棋士、佐藤天彦氏を破った。以来、このアプリはすでに400万回以上ダウンロードされた。屈辱を受けた人間はさらに常軌を逸した存在だ。HEROZ株式上場の日、当社株価は11倍まで上昇。時価総額は一時150億ドルを超え、今年最大級の新規上場となった。


希少・・・で、手の届かないもの

国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)は、日本列島の深海には数百年分の供給量に値するレアアースが眠っていると発表した。780年分のイットリウム、620年分のユウロピウム、730年分のジスプロシウム、これら聞きなれない名前の希土だが、製造業、特に電動機や風力発電機タービン、パソコン用ディスプレイの部品製造などにとって欠かせない鍵となる。問題は、これらの資源が手の届かないところにあるということだ。「小惑星の上に鉱脈を見つけたようなものです」。研究者ダビッド・アブラハム氏は、『EARTHER』へのコメントで一笑に付す。一方、コンサルタントのジャック・リフトン氏は大いに称賛し、「これらの鉱脈は岩盤ではなく、深海底の泥土層にあります。だから採掘するのはかなり容易なはずです」と述べている。

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