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身近な宇宙

身近な宇宙
宇宙航空研究開発機構(JAXA)が、小型ロケットによる超小型衛星の軌道投入に成功した。ロケットは電柱サイズで、そこに搭載された衛星の重量はわずか3キロ。衛星の開発にあたったのは東京大学で、特に携帯電話などに使用される民生電子部品を活用している。

プジョーのEVモータに日本のパワーを
日仏間に新たなコラボが誕生する。プジョーと日本電産ルロア・ソマーホールディングが、未来の電気自動車(EV)用 トラクションモータの開発でタッグを組むことになった。両社が発表した報道資料によれば、「日本電産ルロア・ソマーホールディングとPSAグループの協業は、今後の技術的な課題に取り組む両社にとって強力な武器となるもので、これによりマイルドハイブリッド電気自動車(PHEV)、プラグインハイブリッド電気自動車(PHEV)およびEV向けの最先端テクノロジーを駆使した各種EVトラクションモータの開発が可能となります。PSAグループのニーズに応えるだけでなく、他の自動車メーカーへの販売も視野に入れています」とのこと。自動車の電動化は急速に進んでおり、その可能性は計り知れない。2030年にはEVモータ市場が今の二倍、すなわち6兆円規模に膨れ上がるとの予測もある。しかし、業界内の他社と比較した場合、2億2000万ユーロの投資額はむしろ控え目と見ることもできるのは? この点についてPSAの広報担当ロール・ド・セルヴィニー氏は、「これはあくまで初代EVモータ開発に向けた最初の投資に過ぎません」と述べている。

楽天が損保業界に参入
オンライン商取引の大手、楽天が朝日火災海上保険を買収し、伝統的な保険業界に新規参入する。楽天は9000万人超の顧客データを生かし、これらユーザー向けにカスタマイズされた保険商品の開発を見込んでいる。既に生命保険やオンライン証券、クレジットカードなどの分野に参入済みの同社にとって、今回の投資は金融関連部門のさらなる拡充につながると見られる。このようにオンライン企業が他の事業部門に手を伸ばすのは楽天に限った話ではなく、例えばインスタン・メッセージ・サービスを展開するラインやポータルサイトYAHOO !JAPAN なども自社の顧客向けに金融関連サービスを提供している。地下鉄が作る「とうきょうサラダ」東京メトロが都心の東西線高架下で400種もの野菜を栽培している。土を使わないこの水耕栽培は、農林水産省から補助金を得て進められているプロジェクトのひとつだ。同省では地産地消に関する研究を進めており、ここで収穫された野菜は既にインターコンチネンタルホテルのレストランなどで使用されている。「東京メトロに就職した自分がまさか野菜作りをすることになるなんて」と、同プロジェクトを担当する高原麗美氏は笑顔で語った。

末は博士か
日本の子供(保育園・幼稚園児及び小学校1~6年生) に一番人気の職業は何か?第一生命が幼児・児童1100人を対象に行ったアンケート調査の結果、第一位に輝いたのは「学者・博士」だった。この貴重な才能の卵は、ノーベル賞の栄誉に輝くことを夢見ているようだ。

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