(日本で)生き残るべきか、(不真面目に)死ぬべきか、それが問題だ!

(日本に)いるか、いないか、それが問題だ!

CCIFJの会員企業であるフランス自動車部品メーカーに尋ねると、日本での活動は外国メーカーにとって今までになく重要だと言う。

自動車業界の技術的革新を理解するための鍵となる市場
日本は常に、自動車部品において先進的な技術を導入してきた。そして今も技術革新において世界のトップを走る。「もしデンソーがあるテクノロジーに興味を示さなければ、そのテクノロジーは将来性がないということ。」とあるアナリストは言う。よって外国メーカーが日本で活動することは、大変重要である。

自動車メーカーが調達先を拡大
2011年3月11日の東日本大震災以来、日本の自動車メーカーは部品調達先を拡大し、外国メーカーにも門戸を開いた。自動車部品の輸入は、2012年に18%、2013年には63%増加した。

日系自動車メーカーが世界を席巻
2013年、7100万台の自動車が世界で販売され、2020年には8800万台まで販売台数が増えると予想されている。その状況下で、日系自動車メーカーが世界市場を席巻している。トヨタは年1000万台の販売目標を掲げ、ホンダは2016年までに生産能力を今より85万台増やす予定。そして日産は2013-20141年で、世界で少なくとも9箇所で工場をオープンさせる!この活発な動きに恩恵を受けるには、外国自動車部品メーカーは日系自動車メーカーを「ぴったりマークする」必要があり、日本の本社近くにいることが重要なのだ。日系自動車メーカーは、指示系統を依然中央集権化しており、また日系であれ外資系であれ部品メーカーとの個人的な付き合いを好む。よって、日本にいる必要があるのだ。

依然として重要な日本市場
日本の国内市場は、数年来未だに停滞気味だ。人口の減少や若者のクルマ離れなどがあり、以前より関心が低い。しかし車がなくなることはない。客観的に見て実際どうなのか。日系自動車メーカーが独占ししている軽自動車市場を切り離せば、日本の自動車市場はドイツやブラジルと同じくらい重要な市場である。外国車販売の割合は、増加し続けている。

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