気分転換: 「カワイイ」に一票を

「カワイイ」は、選挙活動でも有効なアピールポイントになり得るのだろうか?若者の街、東京・原宿のポップカルチャー宣伝大使をつとめる木村優は、2013年9月19日パリ市長選に向け活動中のナタリー・コシウスコ=モリゼ(元仏環境大臣)とラシダ・ダティ(元仏司法大臣)と対談し、フランスで一躍時の人となった。木村は日本のカワイイ文化を海外で紹介する初のイベント「Tokyo Crazy Kawaii Paris」のためフランスを訪れていた。日本の若いクリエイターの世界進出第一弾としてパリが選ばれたのは、フランスで日本文化が人気を博しているからだ。フランス国内のマンガ発行部数の伸びは顕著で(フランスは日本に次ぐマンガ大国)、毎年パリで開催される展覧会「ジャパンエキスポ」も大盛況(今年の来場者数は22万人)。「パリは、東京、ニューヨーク、ミラノと比べても、世界に向けた新しい文化の発信地として大いに影響力がある。すでにフランスでは日本文化、特にカワイイ文化が受け入れられており、パリはTokyo Crazy Kawaiiワールドツアー第一弾の会場に最適と考えた」とイベントの実行委員会はウェブサイトで説明している。

このページをシェアする Share on FacebookShare on TwitterShare on Linkedin