上昇期

En phase ascendante

これら日本のスタートアップ企業が私たちを進化させる!

インフォステラ

「2023年、私は宇宙に行くでしょう。90分で10万ドルです。でも大したことではありません」。INFOSTELLAR(株式会社インフォステラ)の創業者であり代表取締役CEOは星空への飛行を既に計画している。しかし重力以外に、何が倉原直美氏をまだ地球に留めているのだろうか?おそらく彼女の使命、2016年35歳で創立したベンチャー企業インフォステラだ。「初めて会ったとき、彼女は赤ちゃんを連れていました。当時まだベビーシッターが居なかったから」。彼女の冒険への資金参加に同意したベンチャーキャピタルファンドのエアバスVC(エアバスベンチャーキャピタル)東京支社代表、LEWISPINAULT(ルイス・ピノー)氏は思い出す。倉原直美氏のアイデアは次のとおり。現在宇宙に送られた低軌道上にある衛星コンステレーションのために、地上アンテナを共有するソフトウェアプラットフォームを開発するというものだ。現状は各衛星にそれぞれアンテナがある。

倉原直美氏は情熱家だ。しかし、彼女は宇宙開発における自国の未来に懸念を抱く。「私は月や火星到達を目指すJAXAプロジェクトの大ファンです。しかし日本の宇宙産業界は、航空宇宙産業に専念してきたエアバスやボーイングのような古参とは、ほとんど勝負にならないと思います。国産H-2ロケットは技術的にはとても素晴らしいものです。しかし、日本人はそれを売りこむのが下手なのです…」。

 

アストロスケール

日本人はゴミ分別への配慮の高さで有名だ。彼らは今後、このノウハウを宇宙の掃除に取り入れる。ASTROSCALE(アストロスケール)は60年の宇宙争奪戦で生まれたゴミを除去したいと考える。衛星コンステレーションプロジェクトの増加とともに、ゴミの爆発的急増が予測される今、急務の課題だ。アストロスケールの創設者は、使用済み衛星や宇宙ゴミを特別な接着剤で回収し、それらを大気圏に落として燃焼させる方法に誇りを持つ。「私は自分のビジネスモデルを見つけました。衛星事業者に、宇宙ゴミとの衝突から彼らの衛星を守ることを提案します。そのためなら、彼らはお金を支払うでしょう。ただ単に宇宙をきれいにしたいと説明しても、私にお金を払おうなんていう人はいませんよ…」。創業者の岡田光信氏は説明する。アストロスケールは、2020年初頭に予定されたデモ衛星打上げを成功させなければならない。シンガポールにあった本社を東京に移転した。

 

ウミトロン

日本でよく言われるのが、海が宇宙政策を決定づけるということ。多くの衛星が海洋観測用だからだ。日本のベンチャー企業UMITRON(ウミトロン株式会社)は軌道上にある衛星から、より賢い海洋活用や、持続可能な水産養殖システム整備に必要なデータを探し出す。

 

シンスペクティブ

2019年4月18日、東京で行われたSTÉPHANEISRAËL(ステファン・イズラエル)氏の最新の記者会見でサプライズがあった。ARIANESPACE(アリアンスペース)は日本初のベンチャー企業のためにロケット「VEGA(ヴェガ)」の打上げを発表。STRIXAFGはSYNSPECTIVE(シンスペクティブ)の小型衛星だ。この新しい参入者は、都市経済活動の観察や自然災害の影響評価のために設計された25機からなる衛星コンステレーションを軌道に構築する予定である。

 

株式会社エール

そして、もし宇宙が娯楽になったら?これがALE(株式会社エール)の提案だ。このベンチャー企業は、小型人工衛星から粒子を放出することで、オンデマンドで流れ星を創り出すサービスを提供する。2020年、広島県で行われるお披露目でお会いしよう。

 

ワンウェブ

質問:ARIANESPACE(アリアンスペース)、SOFTBANK(ソフトバンク)、AIRBUS(エアバス)をひとつにしているプロジェクトは?答えはONEWEB(ワンウェブ)。地球の低軌道上(1200KM)に構築された何百もの小型衛星からなる宇宙網によって、地上の最も遠い僻地まで超高速インターネットがいきわたることになる。従来の衛星通信は、静止衛星の周回軌道、高度36000KMに大きな衛星を配置することで行われていた。低軌道では衛星が地球に近接しているため、通信速度は比較して低かった。ワンウェブはアメリカの企業であるが、ソフトバンク創始者孫正義氏と彼のグループ企業VISIONFUND(ビジョン・ファンド)が数十億ドルの投資を行い、この波乱に満ちたプロジェクトの最初の資金提供者となった。ワンウェブが衛星製造に選んだエアバスは、プロジェクト実施の主役を担う。アリアンスペースは、SOYUZ(ソユーズ)ロケットによる打ち上げを担当する。その他のパートナーは、QUALCOMM(クアルコム)、VIRGIN(ヴァージン)、INTELSAT(インテルサット)、そしてCOCA-COLA(コカコーラ)!ワンウェブは、この衛星コンステレーションを2027年までに構築すると請け合う。光年に換算すると全くわずかな時間だ

 

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