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大手会計事務所アーンスト・アンド・ヤング(EY)が、2021年版フランスの魅力度バロメーターを発表
フランスが2年連続で欧州第1位
大手会計事務所アーンスト・アンド・ヤング(EY)の魅力バロメーター2021によると、フランスは2020年、外国投資受け入れランキングで欧州第1位を維持しました。
フランスは国内への投資プロジェクト受け入れ件数が985件に上り、ヨーロッパ1位の座を維持しました。フランスはイギリス、ドイツを抑えて2年連続首位です。
この素晴らしい結果は、4年前より政府が実施した積極的な改革によって強化された、フランス経済のファンダメンタルズ(基礎的条件)の堅固さを示しています。
詳細な結果を見ると、多くのカテゴリーにおいて、フランスが突出していることがわかります。
- 工場進出:加工業・工業関連プロジェクトが341件に上り、153件のトルコ、112件のイギリスを大きく引き離しています。
- 研究開発拠点の設置:2020年の新規投資件数が115件
- 雇用創出効果:2020年の新規雇用者数が3万558人で、2017年に比べて21.6%増加
加えて、フランスが5年以内に環境分野で世界的リーダーになることができると考える経営者は全体の58%を占めています。ポスト・ブレグジット(イギリスのEU離脱後)効果とパリの金融市場の魅力が後押しとなり、金融部門のプロジェクトは2020年に増加(23%増)しました。これらのプロジェクトの活力が今ではパリをヨーロッパ金融市場1位に押し上げています。