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島根県:注目の2つの展示会

Shimane : deux expositions incontournables à découvrir

この秋、島根県の美術館では2つの展示会を皆様にご紹介致します。

ランス美術館コレクション 風景画のはじまり コローから印象派へ(島根県立美術館)

フランス、シャンパーニュ地方の古都ランスの中心に建つランス美術館は、19世紀絵画とりわけ風景画コレクションが充実しており、特に、カミーユ・コローの作品が数多く所蔵されていることで有名です。本展ではリニューアル休館中のランス美術館コレクションから76点(油彩画50点、版画26点)が展示され、≪イタリアのダンス≫などコローの傑作16点をはじめ、バルビゾン派の画家たちやクールベ、ブーダン、モネ、ルノワール、ピサロら印象派へと至る19世紀フランス風景画の流れを観ることができます。

会期:2020年9月12日(土) ~ 11月3日(火・祝)

開館時間:[9月]10:00~日没後30分

[10月・11月]10:00~18:30

休館日 :火曜日(ただし11月3日は開館)

※感染症対策のため、事前に日時指定オンラインチケットの購入が必要です。

詳しくはホームページを参照ください。

https://www.shimane-art-museum.jp/exhibition/2020/09/039480.html

 

北斎「永田コレクション」名品展(島根県立石見美術館)

江戸時代後期の浮世絵師、葛飾北斎(かつしかほくさい・1760-1849)は、国内外で最も高く評価されている日本の絵師の一人です。《冨嶽三十六景》などの錦絵(にしきえ)、『北斎漫画』や読本(よみほん)挿絵などの版本(はんぽん)、肉筆画(にくひつが)といった各ジャンルで、多種多様な作品を生み出しました。北斎に関する個人コレクションの中で質、量ともに世界屈指の水準を誇っているのが、島根県津和野町出身の北斎研究者、永田生慈(ながたせいじ)氏(1951-2018)が蒐集した作品群です。総数2,400点近い「永田コレクション」は、2017年度に島根県に一括寄贈されました。当館開館15周年を記念する今回の企画展では、コレクションのうち主要な作品約330点が前期・後期に分けて展示されます。デビューから最晩年の傑作まで展示され、貴重な作品も数多くあります。多彩な作品により、北斎の魅力を楽しむことができます。

[会期]2020年9月26日(土)~11月23日(月・祝)

・前期:9月26日(土)~10月26日(月)
・後期:10月28日(水)~11月23日(月・祝)

※ほぼすべての作品が前期と後期で入れ替わります。

[開館時間]9:30~18:00(展示室への入場は17:30まで)
[休館日]火曜日(ただし11月3日は開館)、11月4日(水)

http://www.grandtoit.jp/museum/hokusai_nagata_collection/

※ご来館の皆様へ、新型コロナウイルス感染症拡大防止のためのお願いをしています。 詳しくはホームページを参照ください。

http://www.grandtoit.jp/update/3748

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