COVID-19

欧州ビジネス協会(EBC)が日本に往来制限の緩和を要請

欧州ビジネス協会(EBC)が日本に往来制限の緩和を要請

出典:NHK NEWS

欧州ビジネス協会(EBC - European Business Council)は、日本政府に対し、新型コロナウィルスの影響で水際対策の一環として行われている日本への入国制限を緩和するよう求めた。感染拡大以降、日本とヨーロッパの間で従来の制限が続いていることでビジネスに影響が出ているとして懸念を示した。

日本とヨーロッパ連合の間では、去年EPA(経済連携協定)が発行されてから約1年後の現在に入国制限が始まった。協定は、ヨーロッパ連合からの輸出とヨーロッパからの直接投資を増やすことを目的とされ、この合意により1年以内にヨーロッパからの輸出が6.6%増加している。

2020年6月22日、欧州ビジネス協会のミハエル・ムロチェク会頭は、都内で開かれた記者会見で「このままでは連携の勢いがそがれる恐れがある」との見解を述べた。
制限を緩和する際には、ビジネスで往来する人々を含む永住者と長期移住者を優先するべきだと示唆した。

さらなる失速を防ぐため、「有効な解決策は、永住者と長期移住者の日本入国を許可することだ。第2段階として、ビジネス訪日客、そして観光客に対する制限を解除していくことが望ましい」と述べた。

このページをシェアする Share on FacebookShare on TwitterShare on Linkedin