企業トピックス

フランス人アーティスト、マリオン・フラマンが初の大規模個展で来日

フランス人アーティスト、マリオン・フラマンが初の大規模個展で来日

2025年12月4日より、代々木のエステルオカダアートギャラリーにて、フランス人アーティスト、マリオン・フラマン(Marion Flament)による日本初の本格的な個展「Nothing Seems Certain(何ものも固定できないようだ。)」が開催されます。会期は2025年12月21日まで。

マリオン・フラマン(36歳)は、ガラス作品と大胆な光の表現で知られる現代アーティストです。彼女の作品は、「儚さの詩学」と「光という言語」を探求し、素材の記憶や時間の痕跡を浮かび上がらせます。物質・要素・時間のあいだに生まれる彼女の創作は、感覚的な“現れ”として観る者に新たな世界の見方を促します。

本展「Nothing Seems Certain」では、フラマンがテーマとする〈無常〉〈脆さ〉〈変化〉をかたちにする試みが展開されます。彼女の構成はしばしばミニマルで、有機的と幾何学的、混沌と秩序のあいだを揺れ動きます。それは単なる造形表現にとどまらず、質感・色彩・光が織りなす繊細な共鳴の中で、観る者に感情的かつ感覚的な体験をもたらします。

フラマンの作品は、立ち止まり、観察し、物質の中に潜む単純さと細部の美しさを再発見するよう誘います。この姿勢によって、彼女は現代社会の急速なリズムに対する詩的なカウンターポイントを提示し、「観照」と「共鳴」の芸術を提案しています。

マリオン・フラマン氏は1989年、フランス・ランス生まれ。現在パリを拠点に活動。エコール・ブールとパリ国立高等装飾美術学校(EnsAD)を卒業後、エルメス財団「アカデミー・デュ・ヴェール」、フランス芸術家財団、グラフィック・アートおよび造形芸術作家協会 、フランス国立造形芸術センターなどの助成・賞を受けています。これまでにミラノ、ミュンヘン、香港、東京、シンガポールなどで作品を発表し、国際的な現代アートシーンで高い評価を得ています。

詳細はこちら : www.zulaarts.com

このページをシェアする Share on FacebookShare on TwitterShare on Linkedin