FJE 184：日本の夢
毎年、在日フランス商工会議所（CCI France Japon）が主催するビジネスサミットは、日本経済・社会を動かす国内外のキーパーソンと出会える場となっています。2025年の開催も、多様なバックグラウンドを持つ才能が数多く集まりました。ロボティクス、金融、スポーツ、テック……改革派から「伝統の守護者」まで、あらゆる人々がイベントに参加しました。本号では、その中から特に興味深い講演・発言をピックアップして紹介します。
さらに184号では、フランスが特別な役割を担うアフリカ開発会議を改めて取り上げ、日本円安の影響について整理するとともに、日本金融界の重要人物である阿部修平氏にもスポットライトを当てます。日本の次世代リーダーたちにも引き続き注目し、「La relève（新顔）」のコーナーで彼らの姿を紹介します。
また、フランスと日本の関係におけるキーパーソン、ルイ・シュヴァイツァー氏の軌跡を、独占エピソードを交えて紐解きます。彼にとって日本は、単なる通過点ではなく、人生とキャリアに通底する“赤い糸”のような存在でした。それは多くのFJE読者と共通する視点でもあります。
そして近年、日本市場をより深く開拓しようとするフランス企業の経営者が増え続けています。彼らはしばしば在日フランス商工会議所を訪れますが、その動きに応える形で、日本の世界における位置づけを解説する新コーナーも創設しました。
フランス・ジャポン・エコーは、日本のビジネス現場を最前線のプレイヤー自身が語る、日仏バイリンガルの経済・企業情報誌です。
